フリマアプリが浮かび上がらせた「仲介」の重要性
中古品の売買や不用品の譲渡のために使われるWebサービス「ジモティー」が、仲介のためのリアルな場として「ジモティースポット」を開設。好評を博し、スポットを広げている。
「ジモティースポット」では売買の取引が成約した商品を置いておくことで、直接会ったり住所を教えたりすることなく物品の受け渡しができる仕組み。実は直接物品を送り合うことに不安を覚えていた人の悩みに答えた。また、まだ売買契約の済んでいない不用品を買い取ってもらうことができるスポットもある。中古品は、傷や汚れなど人によって許容度の異なる物品を売り買いするため、トラブルやクレームを避けたい人にとっては仲介者がいることで、より利用する向きがあるのではないか。
昨今、転売で暴利を貪る人々が出現したせいで「仲介人」は、どこか暗いイメージがついていたが、実は経済発展のためには仲介人は重要な存在であることが浮かび上がってきた。
経産省もソフトスキルを重視。生成AI時代のDX推進に必要な人材スキルの考え方
経済産業省は「生成AI時代のDX推進に必要な人材スキルの考え方」についてとりまとめた資料を発表した。これまで政府はDX推進にはCPUなどのハード面の技術の向上については繰り返し言及してきたが、今後は課題設定や解決力などのソフトスキルの重要性が高まっていることを明示。生成AIの登場により、専門的な技術がなくてもDXに寄与できる領域が増えたことが要因だ。
石丸伸二氏の選挙結果で、今後の選挙戦略が変わる?
東京都知事選挙で予想外の得票数を獲得した石丸伸二氏は、SNSやデジタル動画マーケティングを効果的に活用したことで、若年層の支持を獲得したと考えられている。従来の選挙戦略とは異なる新しい手法が功を奏した形だ。この結果を鑑み、今後は他の候補者もデジタル戦略を取り入れる可能性があり、選挙活動の在り方に変化が生じると考えられる。もちろん、街頭演説等、従来の告知方法がすべて否定されるわけではないが、選挙カーの騒音に悩まされる人が減れば、喜ばしいことである。
ディズニークルーズの就航計画
オリエンタルランドが、ディズニーの世界観を再現した豪華客船によるクルーズを2028年に就航させる計画を発表した。これは、陸上施設の拡張が難しくなってきたため、海上施設への展開を図ろうとするものだ。陸上施設に限界が来た際の新たな展開の可能性が示唆されている。