DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

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(写真:Simple Line / shutterstock

3Dデータを誰でもやさしく解析。オンライン点群処理ソフトウェア

建設・土木・測量業界のICT化を支援する3Dデータ活用ソフトウェアを手がけるローカスブルー株式会社は12月21日、プレシリーズAラウンドで約4億円の資金調達を発表した。ジャフコ グループ、DNX Ventures、Angel Bridge、エンジェル投資家の有安伸宏氏、tb innovations、SBIインベストメント、宮銀ベンチャーキャピタルの各社が運営もしくは関与するファンドを引受先とした第三者割当増資ならびに、日本政策金融公庫からの融資による調達。

Updated by DX Laboratory on December, 23, 2022, 4:00 am JST

3Dデータ利活用のローカスブルー、プレシリーズAラウンドで約4億円を調達【PR TIMES 12/21】
ローカスブルーは2019年に設立。本社は東京都渋谷区。iPhone、レーザースキャナー、ドローンなど各種機器で取得した3D点群データをオンラインで解析が出来るソフトウェア「ScanX」を開発・提供。同ソフトは2021年、国土交通省が推進する建設業界の生産性向上プロジェクト「i-Construction」に関連する優れた取り組みに与えられる「i-Construction大賞」国土交通大臣賞を受賞。現在42都道府県の1万以上の現場で活用されているという。

ローカスブルー株式会社 ウェブサイトより。

同社は調達資金の使い途について、ScanXの利用顧客拡大のためのプロダクト機能の開発や営業体制強化、CTOやVPoE採用をはじめとした開発組織強化に言及。また、新サービスとして、3Dデータ専用AIエンジン「Deep3」のβ版を来年4月にリリースすることも明らかにしている。

参照リンク
ローカスブルー株式会社3Dデータの利活用を促進するローカスブルー(株)、プレシリーズAラウンドにて約4億円の資金調達を実施(PR TIMES)
イベントレポート/ScanX宮谷氏が語る、海外・国内スタートアップでのキャリア形成【すごいベンチャー100選出】(Liiga)
ローカスブルー株式会社:https://locusblue.com/