DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

(写真:OneLineStock.com / shutterstock

DXで外食産業に貢献。受発注業務の一元管理プラットフォーム

食品流通のDXを推進するクロスマート株式会社は1月4日、シリーズBラウンドで5.3億円の資金調達を発表した。今回のラウンドには、BIPROGYグループのEmellience Partners、東京センチュリー、既存株主のSBIインベストメント、ギフティ、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルが参加した。

Updated by DX Laboratory on January, 5, 2023, 4:00 am JST

食品流通DXのクロスマート、シリーズBラウンドで5.3億円を調達【PR TIMES 1/4】
クロスマートは2018年に設立。本社は東京都中央区。「外食のチカラで、日本中を強くやさしく豊かに。」をミッションに掲げ、飲食店と卸売業者のやり取りをデジタルで一元管理できる受発注プラットフォーム「クロスオーダー」を開発・提供している。

クロスマート株式会社 ウェブサイトより。

「クロスオーダー」は、飲食流通をデジタル化する様々な機能を搭載。FAXや電話が主流だった受発注業務をスマートフォン上のLINEに切り替え業務効率化を推進する「クロスオーダー受発注」、LINEを活用したオンライン販促機能「クロスオーダー販促」、電帳法に対応した請求書DX機能「クロスオーダー請求書」などが含まれる。また、2022年11月には、英語・中国語・韓国語・タイ語の4か国語にも対応(発注側サイト)。サービス開始から約3年でアクティブ利用店舗数は3万5,000店舗を超えているという。

同社は調達資金の使い途について、「クロスオーダー」の営業強化に言及。サポート体制・開発体制の強化も進めていく。

参照リンク
食品流通のDXを推進するクロスマート、シリーズBラウンドで5.3億円の資金調達を実施(PR TIMES)
レガシー変革に挑むなら、“非合理”すらも尊重せよ。クロスマート寺田佳史が語る、外食産業の切り拓きかた(FastGrow)
クロスマート株式会社:https://xmart.co.jp/