DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

(写真:Simple Line / shutterstock

DXが土壌の可能性を引き出す。土壌データ分析ソリューション

土壌データの測定やマッピング技術を手がける米EarthOpticsは1月18日、シリーズBラウンドで2,760万ドル(約36億円)の資金調達を発表した。今回のラウンドは、米穀物商社大手のContinental Grain傘下のVCであるConti Venturesが主導。同社の累計調達額は3,850万ドル(約50億円)となった。

Updated by DX Laboratory on January, 25, 2023, 4:00 am JST

土壌データ測定技術のEarthOptics、シリーズBラウンドで2,760万ドルを調達【PR Newswire 1/24】
EarthOpticsは2018年に設立。本社は米バージニア州アーリントン。農家や牧場主向けに、土壌のポテンシャルを最大限に引き出すための洞察を提供する土壌センシング技術を開発・提供。この技術は地上センサーや衛星、土壌サンプル、機械学習モデルなどを組み合わせるもので、土壌の健康状態や構造に関するデータをリアルタイムに生成。肥料散布の最適化や耕運の意思決定などを支援するという。

EarthOptics ウェブサイトより。

同社は調達資金の使い途について、測定センサーシステム「GroundOwl」の開発加速や土壌分析のための機械学習プラットフォーム「SoilMapper」の規模拡大などに言及している。

参照リンク
EarthOptics Secures $27.6 Million Series B Funding(PR Newswire)
Brief: EarthOptics nets $27.6m Series B to advance soil sensing and data platform(AgFunderNews)
EarthOptics:https://earthoptics.com/