DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

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(写真:OneLineStock.com / shutterstock

シンガポールのフィンテック企業が資金調達。金融サービス強化に弾み

シンガポールのフィンテック企業であるAspireは2月14日、シリーズCラウンドで1億ドル(約132億円)の資金調達を発表した。今回のラウンドには、Lightspeed Venture Partners、Sequoia Capital SEA、PayPal、Tencent、LGT Capital Partnersなどが参加。同社の累計調達額は約3億ドル(約400億円)となった。

Updated by DX Laboratory on February, 16, 2023, 4:00 am JST

シンガポール発ネオバンクのAspire、シリーズCラウンドで1億ドルを調達【TechCrunch 2/14】
Aspireは2018年に設立。シンガポールに本社を置き、アジア4カ国でオフィスを展開。中小企業向けの運転資金融資から事業を開始し、現在はクロスボーダー事業者向けの銀行口座、法人カードなどの経費管理ソリューション、買掛金・売掛金管理など様々な金融サービスを提供。東南アジア地域で1万5,000以上のスタートアップや中小企業に活用されているという。

Aspire ウェブサイトより。

同社は調達資金の使い途について、製品開発や地域プレゼンスの拡大、チームの増強などに言及。Andrea Baronchelli CEOは、「大企業から中小企業まで、現代のあらゆる企業がその潜在能力を最大限に発揮できるよう、適切な金融ツールを提供していく」とコメントしている。

参照リンク
Singapore-based neobank Aspire raises $100M from Lightspeed and Sequoia SEA(TechCrunch)
Singapore’s Aspire closes $100M Series C round(TechNode Global)
Lightspeed, Sequoia lead SG neobank Aspire’s $100m Series C funding(DEALSTREETASIA)
Aspire:https://aspireapp.com/