DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

(写真:Valenty / shutterstock

場所の「空き・混雑状況」を可視化する。IoTとAIの活用ソリューション

AIとIoTを活用した混雑の可視化サービスを手がける株式会社バカンは2月21日、新たに第三者割当増資による約8億円の資金調達を発表した。今回のラウンドには、新規投資家としてりそなキャピタル6号投資事業組合、四条、エッグフォワード、ユニゾンシステムズ、グローバルキャスト、ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社、TVQ九州放送、Hamagin DG Innovation Fund、戸田建設が参加。同社の累計調達額は約28億円となった。

Updated by DX Laboratory on February, 24, 2023, 4:00 am JST

「待つをなくす」サービスのバカン、新たに約8億円を調達【PR TIMES 2/21】
バカンは2016年に設立。本社は東京都千代田区。IoTとAIを活用してあらゆる場所の空き状況を検知する混雑可視化サービスや、空き/混雑情報を起点とした「待つをなくす」幅広いDXサービス、個室内に広告を配信するトイレサイネージメディア「アンベール」などを提供。商業施設、オフィス、宿泊施設、自治体施設など、15,000以上の場所に導入されており、売上の増加や人件費の削減、顧客満足度の向上などに役立てられている。

株式会社バカン ウェブサイトより。

同社は調達資金の使い途について、サービスのさらなる導入加速と顧客体験の向上を目指した投資の強化に言及。また、出資を受けた事業会社との連携により、様々な都市空間での混雑や待ちの課題を解決する「待つをなくす」プラットフォームの構築を目指していくという。

参照リンク
「待つをなくす」サービス提供のバカン、約8億円を調達。コロナ後の人出増加を見据え、事業展開を加速(PR TIMES)
「空いていることが1秒でわかる、優しい世界を作る」株式会社バカン代表・河野剛進(あそび防災プロジェクト)
株式会社バカン:https://corp.vacan.com