DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

(写真:Simple Line / shutterstock

AIがもう1つの地球を作り出す。デジタルツインのテクノロジー

衛星データから地球のデジタルツインを自動生成するAIを開発するスペースデータは8月3日、シードラウンドで総額14.2億円の資金調達を完了したと発表。同ラウンドにはSpiral Capital、宇宙フロンティアファンド、KDDI Open Innovation Fund3号、GREE Ventures、平尾丈氏、富島寛氏、THE CREATIVE FUND、Headline Asia、前澤友作氏、MZ Web3ファンドが参加した。

Updated by DX Laboratory on August, 8, 2022, 4:00 am JST

地球のデジタルツイン化を目指すスペースデータ、シードラウンドで14.2億円の資金調達を発表【PR Times 8/3】
スペースデータは2017年に設立。本社は東京都新宿区。衛星データと3DCGを活用してバーチャル空間に現実そっくりの仮想世界を自動生成するAIを開発。人工衛星から取得した地上の静止画像と標高データに機械学習を行い、地上の構造物を自動で検出・分類・構造化した上で、AIに地上の3Dモデルを自動生成させ、3DCG技術によって石・鉄・植物・ガラスなどの細かな材質も自動的に再現。これらを一つのシステムとして統合することで実現しているという。

同社のAIアルゴリズムは、従来の3D地球儀が苦手とする人間視点(一人称視点)での3Dモデルを自動生成することを得意とし、近い距離でも景観が劣化しにくいという特徴がある。このため、VRゲームや映像制作といった三次元空間を人間の視点で動き回るような用途にも活用しやすい利点があるという。

同社は調達資金の使い途について、「世界中で急拡大するメタバースやデジタルツインの需要に対応して、様々なソリューションを企業や行政向けに提供していく」とコメント。「最終的には交通量・人通り・昼夜・四季・気温・植物分布・夜間光量など現実世界のあらゆるデータを取り込んで、限りなくリアルタイムの現実に近い『並行世界』をコンピューター上に再現するAIに進化させていく」とのビジョンを示している。

参照リンク
【PR Times】衛星データから地球のデジタルツインを自動生成するAI開発のスペースデータ社、シードラウンドで総額14.2億円の資金調達を実施
スペースデータ:https://spacedata.ai/