DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

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(写真:Iryn / shutterstock

AIで売上予測。フードウェイスト(食料品廃棄物)削減に効果

フードウェイスト(食料品廃棄物)削減を支援するAI技術を手がける米Afreshは8月4日、シリーズBラウンドで1億1,500万ドル(約150億円)の資金調達を発表した。同ラウンドは米VCのSpark Capitalが主導し、 Insight Partners、VMG Partners、Bright Pixel Capitalのほか、米食品小売チェーンのホールフーズの元共同CEOであるウォルター・ロブ氏などが参加。同社の調達総額は1億4,800万ドル(約200億円)に達した。

Updated by DX Laboratory on August, 12, 2022, 4:00 am JST

フードウェイスト削減テックのAfresh、1億1500万ドルを調達【PR Newswire 8/4】
Afreshは2017年に設立。本社はカリフォルニア州サンフランシスコ。食料品店の生鮮食品の売上を予測し、発注量の提案を行えるAI技術「Fresh Operating System」を開発・提供。2022年中に米国内の食料品店の10%と提携するという目標を掲げている。

Afresh ウェブサイトより

同社のソリューションは、すでにAlbertsonsやCub Foods、WInCo Foods、Heinen’sなどの米スーパーマーケットチェーンが導入。顧客数は2021年に3倍に増加し、各店舗は食料品廃棄物を平均して25%以上削減しているという。

同社は調達資金の使い途について、導入店舗数のさらなる拡大や肉・ベーカリーなど新たなカテゴリーへの対応に言及。また、人員の増強や欧州での事業拡大にも活用するという。

参照リンク
【PR Newswire】Afresh Secures $115 Million in Series B Funding and Rolls Out its Fresh Food Technology to Thousands of Stores Across the US
Food waste tech firm Afresh raises $115M
Afresh:https://www.afresh.com/