DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

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(写真:Simple Line / shutterstock

在宅医療の人手不足解消へ。クラウドがもたらす現場の効率化

在宅医療を支援するクラウドサービスを手がける株式会社ゼストは8月10日、株式会社ミダスキャピタルを筆頭とした第三者割当増資により、約7.6億円の資金調達を発表した。

Updated by DX Laboratory on August, 17, 2022, 4:00 am JST

在宅医療DXのゼスト、約7.6億を資金調達を発表【PR Times 8/10】
ゼストは1988年に設立。本社は東京都港区。これまで紙やエクセルで対応していた在宅医療のスケジュール調整を自動化し、「最短ルート」で「訪問すべきスタッフ」を「訪問すべき時間」に割り当てることで業務効率化を実現するクラウドサービス「ZEST」を開発・提供。在宅医療業界の人手不足解消に取り組んでいる。

株式会社ゼスト ウェブサイトより

「ZEST」では、在宅医療の訪問スケジュール作成にかかる作業時間を96%削減。また、看護師一人ごとの最適なルートを自動生成し、移動時間を16%短縮。これらの効率化により、在宅医療事業者は売上を30%アップできるとしている。

同社は調達資金の使い途について、プロダクトの開発体制や品質の強化に言及。また、新規サービスや新機能の開発、マーケティング及び採用にも活用していく見込みだという。

参照リンク
【PR Times】在宅医療業界のを根本解決するゼスト、約7.6億円の資金調達を実施
株式会社ゼスト:https://www.zest.jp/