DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

(写真:Derplan13 / shutterstock

安心できるデータ社会への一手。信頼性を守るデータ管理技術

データベースのミドルウェアを手がける株式会社Scalarは10月4日、シリーズAラウンドで15億円の資金調達を発表。今回のラウンドは三井住友海上キャピタル株式会社および株式会社MIRAITRONCが主導した。

Updated by DX Laboratory on October, 11, 2022, 4:00 am JST

データ管理技術でDXを支援するScalar、シリーズAラウンドで15億円を調達【Scalar 10/4】
Scalarは2017年に設立。本社は東京都新宿区。「データ管理をより信頼できるものにする」をミッションに掲げ、データベースに対する改ざん等などを含むビザンチン故障を検知する「Scalar DL」、様々なデータベース上でACIDトランザクションを可能にする「Scalar DB」などのミドルウェアを開発・販売。データ管理に伴うビジネスの信頼性を担保するため、データの真正性や整合性における課題の解決を目指している。

株式会社Scalar ウェブサイトより。

同社は調達資金の使い途について、国内市場に対するマーケティング、販売体制および製品機能の拡充、サポート体制の強化に言及。また、米国市場進出に向けた準備も開始するという。

三井住友海上キャピタル株式会社の投資開発マネージャーは同社のプロダクトについて「エンタープライズ領域のDXを加速するためのデファクトのデータベースミドルウェアになると確信している」とコメントしている。

参照リンク
株式会社Scalar:https://scalar-labs.com/
株式会社Scalar、シリーズAラウンドで15億円の資金調達
DXを推進するデータ管理技術 – Scalar(MUGENLABO Magazine)