DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

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(写真:Luckyrizki / shutterstock

民泊のサービス拡大に投資。SaaSプラットフォーム企業が資金調達

バケーションレンタル(民泊)ソフトウェアを手がけるスタートアップのLodgifyは11月4日、シリーズBラウンドで3,000万ドル(約44億円)の資金調達を発表した。今回のラウンドは英VCのOctopas Venturesが主導し、Bonsai Partners、Aldea Ventures、ICF、Intermedia Vermögensverwaltung、Nauta Capitalなどの投資家が参加。同社の累計調達額は3,660万ドル(約53億円)となった。

Updated by DX Laboratory on November, 9, 2022, 4:00 am JST

民泊SaaSのLodgify、シリーズBラウンドで3,000万ドルを調達【GlobeNewswire 11/4】
Lodgifyは2012年に設立。本社はバルセロナ。小中規模の民泊ホスト向けにウェブサイト制作や予約受付、決済などの機能を含むオールインワンのSaaSプラットフォームを提供。特別なテックスキルなしにウェブサイトが構築できる同プラットフォームは、AirbnbやVrbo、Booking.comなど民泊を掲載する大手サイトともAPI連携している。

Lodgify ウェブサイトより。

調達資金については、国際展開の加速やプロダクトの改良、カスタマーサポートの強化などに活用する見込み。同社のDennis Klett CEOは今回の調達について「当社の顧客にとって素晴らしいニュース。顧客第一主義の企業として、すべての資金を製品の革新とサービス提供の拡大に投資し、顧客のビジネス目標達成を支援していく」とコメントしている。

参照リンク
Vacation Rental SaaS Lodgify Raises $30M in Series B Funding to Ramp Up Global Growth(GlobeNewswire)
Barcelona-based Lodgify lands €30 million as vacation rental market heats up(EU-Startups)
Lodgify:https://www.lodgify.com/