DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

(写真:ngupakarti / shutterstock

スポーツの新境地を開く。日本発のARスポーツ「HADO」

世界39カ国でARスポーツ「HADO」を展開する株式会社meleapは11月7日、中国VCのQC Investmentおよび国内投資家を引受先とした第三者割当増資による5.1億円の資金調達を発表した。これにより、同社の累計調達額は22億円となった。

Updated by DX Laboratory on November, 10, 2022, 4:00 am JST

ARスポーツ「HADO」を展開するmeleap、新たに5.1億円を調達【PR Time 11/7】
meleapは2014年に設立。本社は東京都港区。「テクノスポーツで世界に夢と希望を与える」をビジョンに掲げ、ARスポーツ「HADO」を中心とした「ロケーションベースエンターテイメント」、「ライブエンターテイメント」の2事業を運営。HADOはヘッドマウントディスプレイとアームセンサーを装着して楽しむARスポーツで、プレイヤー数は累計350万人、視聴世帯は累計1億世帯を超えているという。

株式会社meleap ウェブサイトより。

同社の事業のうち、ロケーションベースエンターテイメント事業はHADOのプレー施設・イベントを提供するもの。世界39か国に109箇所の直営・常設フランチャイズ施設を展開し、2022年にはグローバル旗艦店として観客収容人数230人のステージエリアを内包するHADO ARENAお台場をオープン。学校など教育現場への展開も拡大しているという。一方、ライブエンターテイメント事業は、2020年に開始したタレントによるHADOリーグ事業。視聴者がアプリ「Wow Live」を通してプレーヤーを応援することで競技の技が強化されるという視聴者参加型システムを独自に開発・運用。スポーツの応援体験を提供価値とし、オンライン配信と会場でサービス展開しているという。

同社は調達資金の使い途について、さらなる世界展開の拡大、タレントリーグのマーケティング、人材採用の強化に言及している。

参照リンク
ARスポーツ「HADO」をグローバル展開する株式会社meleapが海外VCをリード投資家に迎え資金調達を実施。累計資金調達額 は22億円に。(PR TIMES)
株式会社meleap:https://meleap.com/meleap/public/index.php/jp
【インタビュー】サッカーに勝つ観戦ビジネスへ AR新スポーツHADOの挑戦(ASCII.jp)