気候変動対策をSaaSでサポート。スタートアップが生み出すプラットフォームとは

企業が気候変動対策を顧客体験に統合するためのプラットフォームを手がけるCHOOOSEは1月13日、新たに1,500万ドル（約19億円）の資金調達を発表した。今回のラウンドは、脱炭素関連企業に投資するシンガポール投資会社のGenZero、俳優のアシュトン・カッチャーらが設立した持続可能性にフォーカスしたVCのSound Venturesが主導。Shell Ventures、Vinyl Capital、Amadeus IT Groupなどが参加した。

Updated by DX Laboratory on January, 17, 2023, 4:00 am JST

気候テックスタートアップのCHOOOSE、新たに1,500万ドルを調達【Tech.eu 1/13】
CHOOOSEは2017年に設立。本社はノルウェーのオスロ。企業が顧客中心の気候変動対策プログラムを構築・管理できるSaaSプラットフォームを開発・提供。エア・カナダやBooking.com、ブリティッシュ・エアウェイズ、Trip.com、SAP Concur、日本航空、Freightosなど、航空や旅行、物流などの分野の企業が導入。たとえば、2022年から同社と提携するJALでは、顧客が搭乗する航空機のCO2排出量を把握し、カーボン・オフセット料金を支払える「JALカーボン・オフセット」というサービスを提供している。