DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

(写真:Simple Line / shutterstock

サブスクリプションの成長をサポート。販売・請求の一元管理システム

サブスクリプション事業向けのSaaSソフトウェアを手がけるアルプ株式会社は2月20日、シリーズAエクステンションラウンドにて、第三者割当増資による総額4.1億円の資金調達を発表した。今回のラウンドはUB Venturesが主導し、DNX Ventures、三菱UFJキャピタル、山口キャピタルが参加。同社の累計調達額は約23.1億円となった。

Updated by DX Laboratory on February, 21, 2023, 4:00 am JST

サブスク販売・請求管理システムのアルプ、新たに4.1億円を調達【PR TIMES 2/20】
アルプは2018年に設立。本社は東京都港区。サブスクリプションの効率化・収益最大化を手助けする販売・請求管理システム「Scalebase」を開発・提供。同システムは、サブスクリプション事業における複雑な商品設計・契約・請求・決済などを一元管理できるもの。2019年10月に提供を開始し、すでにNTT東日本やNECネッツアイ、STORESなど100社以上に導入されているという。

アルプ株式会社 ウェブサイトより。

同社は調達資金の使い途について、「Scalebase」の機能拡張と販売促進に言及。また、業務改善支援、業務代行・BPO、新規プロダクトなどによる複数の事業展開も進めていく見込み。

矢野経済研究所の調査によれば、2020年度のサブスクリプションサービス国内市場規模は約8,692億円で、2024年度には約1兆2,024億円まで成長すると予測されている。

参照リンク
サブスク販売・請求管理システム「Scalebase」を提供するアルプ、総額4.1億円の資金調達を実施(PR TIMES)
想定より遥かに時間がかかるプロダクトづくり―アルプ伊藤浩樹×湯浅エムレ STARTUP INSIGHT #2(GLOBIS知見録)
アルプ株式会社:https://thealp.co.jp/